アダン作曲、バレエ音楽「ジゼル」
ここ数日の暖かい陽気は元気になります。明日からまた下り坂だそうですが、これからはどんどん暖かくなるのでしょう。この陽気だけでプラス思考になります。今日の1曲。アダン作曲、バレエ音楽「ジゼル」。ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団。舞台のことも、筋もわからないのだけど、わたしの感じでは桜吹雪の舞う郊外の公園の桜山のイメージかな。ふわふわ、ほんわか。愉しい仲間や家族みんなでそこでバーベキューをしたり、鬼ごっこではしゃいだり。とにかく難しい悩みは全部置き去りで、老人も、若者も、わたしのような中年も楽しもうよ。新たなことが始まる春だもの。
このころのウイーン・フィルの録音はほのぼのと美感が広がるものばかり。この音ならばわたしはドレスデンよりもウイーンをとります。しなやかな何とも言えないフェロモンを発散する、桜色の羽毛のような肌触りの弦楽器、独特の輝きを持った木管楽器、今のようにやたらと割れない金管群。このただポンポンはねるだけの音楽にカラヤンとウイーン・フィルが思いもかけない魅力的なニュアンスをたくさん詰め込んで、この上ない贅沢なご馳走として私たちの前に出してくれます。
でもカラヤンの立派なところは、どんな曲でも彼一流の高い芸術性とテクニックと経験で絶対に手を抜かないことです。この最高にゴージャスな響きの前では、理屈はあとにしてとりあえず響きに身をゆだねればいいじゃないですか。
実はわたしこのバレエ、スッゴクみたい。県民ホールでやらないかなあ。新国立歌劇場まで行かないとだめかなぁ。
kyonakubi さんのマルセイユ・オペラのレポート。いいなあ。
マルセイユ・ナショナル・バレエを観る
tetsuwancoさんの鋭い指摘。ぜひご一読を。
アダンの「ジゼル」は名曲か?
Tags:カラヤン
タイトル : アダンの「ジゼル」は名曲か?
アダン作曲、バレエ音楽「ジゼル」 バレエ関係者からは、ロマンティック・バレエの最高峰と言われているアダンのジゼルですが、これほど、バレエの愛好家とクラシック音楽の愛好家で評価の格差がはなはだしいものも珍しいように思います。 オペラ・ガルニエにおいて初演されたこの作品は、ディープなフランスのバレエファンからは、「レ・シルフィード」などとともに、熱烈に支持されている作品であります。 逆に、クラシック音楽ファン層からは、「音楽自体、取るに足りない作品である」とはっきりと断定するパリジャンも......more
アダン作曲、バレエ音楽「ジゼル」 バレエ関係者からは、ロマンティック・バレエの最高峰と言われているアダンのジゼルですが、これほど、バレエの愛好家とクラシック音楽の愛好家で評価の格差がはなはだしいものも珍しいように思います。 オペラ・ガルニエにおいて初演されたこの作品は、ディープなフランスのバレエファンからは、「レ・シルフィード」などとともに、熱烈に支持されている作品であります。 逆に、クラシック音楽ファン層からは、「音楽自体、取るに足りない作品である」とはっきりと断定するパリジャンも......more
tetsuwancoと申します。いつも興味深く拝見させていただいております。
さて、アダンのジゼルですが、私は、今から数年前、パリのオペラ・ガルニエで見ることができました。実は、オケ付のバレエを見たのがそれが最初だったのですが、それ以降、バレエにはまっちゃいました(笑)。是非、実演をご覧になられることをお薦めします。
ところで、実際に見てみると、音だけでは誤解していたことが、結構一杯見つかるものであります。そのあたり、私のブログでも、アダンのジゼルについて書いてみたいと思っております。請うご期待(笑)。
さて、アダンのジゼルですが、私は、今から数年前、パリのオペラ・ガルニエで見ることができました。実は、オケ付のバレエを見たのがそれが最初だったのですが、それ以降、バレエにはまっちゃいました(笑)。是非、実演をご覧になられることをお薦めします。
ところで、実際に見てみると、音だけでは誤解していたことが、結構一杯見つかるものであります。そのあたり、私のブログでも、アダンのジゼルについて書いてみたいと思っております。請うご期待(笑)。
>tetsuwancoさん、はじめまして。「ジゼル」は結構見所もありぜひ見た方がいいといろいろな人から言われます。チャンスがあれば必ず見ますね。でも、パリでご覧になったのですか。いいなあ。ぜひ「ジゼル」取り上げてくださいね。楽しみにしています。tetsuwancoさんのブログにもおじゃまさせていただきますね。今後ともよろしくお願いいたします。
こんにちは。実は私はウィーン(つまり一応VPO)でジゼルを観ました。マラホフの踊りが素晴らしいものがありました。
しかし個人的な問題かもしれませんが、バレエだとダンサー達に圧倒されてしまって音楽に集中できないもので、yurikamomeさんのバレエ音楽を聴く姿勢は非常に共感してしまいます。
例えば私が初めてドレスデンシュターツカペレの実演に接したチョン指揮のプロコ「ロミジュリ」組曲をコンサートで聴いた時は、とてつもない感動を覚えましましたが、それをバレエで観ると残念ながら音楽は添え物としか感じられませんでした。
とはいえ勿論バレエと一緒だからこそ発見できる部分はあり、別の感動もあるんですけど。何だか脈絡のないコメントになりすいません。
しかし個人的な問題かもしれませんが、バレエだとダンサー達に圧倒されてしまって音楽に集中できないもので、yurikamomeさんのバレエ音楽を聴く姿勢は非常に共感してしまいます。
例えば私が初めてドレスデンシュターツカペレの実演に接したチョン指揮のプロコ「ロミジュリ」組曲をコンサートで聴いた時は、とてつもない感動を覚えましましたが、それをバレエで観ると残念ながら音楽は添え物としか感じられませんでした。
とはいえ勿論バレエと一緒だからこそ発見できる部分はあり、別の感動もあるんですけど。何だか脈絡のないコメントになりすいません。
>フンメルさん、ウイーンでご覧になったのですか。それは凄い羨ましい。でも確かにねえ、舞台があるとそっちに集中してしまうかも知れませんね。だいたいオケも舞台の下に隠してしまいますしね。ハルサイなんてやはり音楽だけの方がいいかもしれませんね。
フンメル様、yurikamome122様へ
私のブログで書いたのですが、この曲、音楽自体を楽しむ性格のものというよりも、バレエを引き立たせるがための音楽ではなかろうかと感じている次第であります。
私のブログで書いたのですが、この曲、音楽自体を楽しむ性格のものというよりも、バレエを引き立たせるがための音楽ではなかろうかと感じている次第であります。
>tetsuwancoさんコメントありがとうございます。TBまでも。感謝です。私はまだ舞台を見ていないので、その辺の話は、実は全く語る資格はありません。しかし、仰るところは非常によくわかります。たとえばオペラなどは、私には舞台を見ないことにはサッパリわかりません。そうしてこの音楽なども、このカートンに入っていなければ多分聴かなかったかも知れません。ただ、これはカラヤンとVPOの演奏を聴くナンバーだと思います。

































