カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でマーラー作曲、交響曲第5番
 神奈川フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会連動企画、マーラー作曲、交響曲第5番。フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で。
 感情移入してないとか指揮者は作品の外側にいるとかいろいろ言われた演奏ではあるのだけど、私はやはり素晴らしいと思う。
 冒頭のトランペットの切実な響きからその後の狂躁の阿鼻叫喚。磨き抜かれた水晶のような響きの中に白昼夢を見るような幻想的なドラマ。
 この世のものとは思えない美しさのアダージェットにベルリン・フィルのパフォーマンスを総動員した目眩くロンド・フィナーレ。
 虚心に黙って聴けばこの美しさにウットリしない人はいないと思う。
 ちなみに、この冒頭のトランペットは首席に就任したばかりのマルティン・クレッツアー(当時23歳)で、誰かがどこかで言っているように16歳の少年ではありません。
 そしてホルンはハウプトマン、フルートはゴールウェイでありました。
 写真はいつもの。
by yurikamome122 | 2011-02-12 22:58 | 今日の1曲 | Trackback(2) | Comments(4)
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Tracked from 静かな場所 at 2011-02-13 01:19
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Tracked from 鎌倉スイス日記 at 2011-02-14 09:34
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Commented by 親父りゅう at 2011-02-13 01:31 x
ご無沙汰しておりますが、毎日、楽しみに読ませて頂いております。今回はカラヤン盤ということで、私も採り上げたことがありましたのでTBさせていただきました。懐かしいバルビローリ盤も、読ませて頂き久方ぶりに聴きたくなりました。
カラヤンについては、どうもイメージ先行、先入観で語られることが多いようですが、それだけ存在感があったということなのでしょうね。
「虚心に黙って聴く」・・・私も常にそうでありたいと思い聴いております(たまに踏み外しますけど、ね)。
Commented by yurikamome122 at 2011-02-13 17:07
りゅうさん、こちらこそご無沙汰してしまい申し訳ありません。
読んでいて下さり心から感謝です。
カラヤン、確か吉田秀和が「音楽の外に云々」と言うようなことを書いたのだった気がしましたけど、やはり圧倒的に素晴らしいと思いましたし、一旦作曲家の手を離れた音楽は、もう作曲家のものではなく共有の財産として、様々な角度から光が当たって当然だと思うのですが、やはりマーラーと来ればロマンティックな演奏が似合うというのも気持ちはわかりますよね。
でもこの演奏は、やはりマーラーに間違えないと思います。そのあたりもカラヤンなりのやり方でしっかり刻まれていると思います。
バルビローリ、いいですよね。
彼もやっぱり巨匠でした。
コメント頂けて嬉しかったです。
どうもありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
Commented by Schweizer_Musik at 2011-02-14 21:09
この演奏良いですよね。ついついカラヤンというと色眼鏡で見てしまう(聞いてしまう)ところも、親父りゅうさんのおっしゃるとおり、彼の存在感ゆえなのでしょう。アダージェットがあまりに美しい演奏で、はじめて聞いた時、もの凄く驚き、感動した印象が強く残っています。
ロイヤル・フィルのボックスに入っていたこの曲の演奏について書きましたのでTBさせていただきました。
Commented by yurikamome122 at 2011-02-15 00:15
Schweizer_Musik先生、今になって改めて聴いてみると、カラヤンというのはやはり凄い存在でした。そしてこの頃のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団も。アダージェットは絶品ですよね。
いや、この演奏はどれも、どこを切っても素晴らしいと思います。
実演に接することがなかったのが残念です。
ロイヤル・フィルというとシップウェイですね。
あれもいい演奏ですよね。
近日中に取り上げる予定です。TBさせて頂きます。
コメントどうもありがとうございます。
いつも感謝です。
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