クレンペラー指揮でベートーヴェン作曲、交響曲第3番「英雄」

c0021859_23144871.jpg クレンペラーの演奏がここのところマイ・ブーム。(って言う言葉ももう死語だけど)
 どの演奏も悠揚迫らざる風格のスケールに古さを感じさせない、って言うかむしろモダンさを感じて、でこのベートーヴェンも私の感じたままを言えばナポレオンなんて全然感じないし、ヒロイックな雰囲気もあまりないと思うのだけど、とにかくデカい!!。
 っていうか、そんなもんじゃなく稲光と雷鳴とともに雲の割れ目から漏れる光とともに光明神アポロンの登場ようで、ナポレオンなんて蹴散らしてしまいそうな凄さ。
 1楽章の終わりの盛り上がりなんてもう鳥肌もの。
 深く沈んだ2楽章の悲痛と言うより深さ、宇宙の暗闇の中の神秘のような感じ、怒濤のような盛り上がりの3楽章はこれだけで大交響曲のような聴き応えでお見事と言うよりも思わず見上げてしまう。
 そして遅く、遅く始まる第4楽章はバッハのように威圧的で敬虔で神秘的をモダンな構成感を感じつつも、ものすごく分厚くよく鳴っているオーケストラが地響きを立てながら私の乗ったロケットが発射台からもの凄い爆音と煙を立てながら引力に逆らって宇宙へと連れて行ってくれたような(行ったことないけど)開けた視界と神秘の奥の太陽が眩しく輝く光のようなティンパニの連打が熱かったり。
 こんなブッ飛んだ演奏、すごい。

by yurikamome122 | 2015-02-09 15:29 | 今日の1曲 | Comments(0)