R・シュトラウス作曲、「変容」

c0021859_2342147.jpg 4年前の今日、午後2時46分ごろ、三陸沖を震源とするマグニチュード8・8の巨大地震があった。
 あの日のことはハッキリ覚えている。前職在職中だったあの頃、会社の自分の席に座っていると、急に揺れが来てだんだんと大きくなり結構長く続いた。
 鉄筋コンクリート造りの3階にいたのだけど、それが結構揺れにあわせてスポンジのようにしなっていたのは驚いた。中区では震度5強だった。
 テレビでは津波がどんどん押し寄せ、有無も言わさず、容赦なくなんでもかんでも押し流していった。テレビの画面の、中継の様子を見ていて涙が出たのは人生初めてだった。
 横浜市の中心部ではビルの外壁の剥落や、液状化や地盤の沈下で道路の地割れ、水道管の破裂など既存のビルまわりで様々なことが起こり、根岸の製油所でも火災があり、「ハマボウル」で天井が崩れ、10人が下敷きになった。緑区、都筑区、鶴見区では停電、市営バスも電車も全部止まった。
 被災地ではそれどころではない、仙台では海岸に200~300人もの遺体が見つかり、福島の相馬では津波で300人が亡くなったという。自分の人生の第二の故郷であると思っている福島県が東京電力福島第1原発は「原子力緊急事態宣言」を発令し放射能漏れの危険があるため付近住民には避難勧告が出された。
 自宅ではエレベーターが止まっているので11階まで階段で上がり、自宅にはいるとガスが止まっていて今夜はお風呂もおみそ汁もなし。自作のシステムや装置が被害に遭い、でもそれくらいで済んだのだからよかったかも知れない。
 想像もしなかった範囲で、想像もしなかった多くの命が、悔しさや、無念と寂しさを、哀しさを身体中で感じながらこの世から旅立つという残酷な過程を経てこの世を去り、残された人になすすべを与えないという苦しみを味合わせるという大自然の営みの非常さを見せつけ、私の近しかった友人の家族をものみこみ、彼自身を自殺に追いやり、今日、明日を見据えつつ穏やかに今日の日を終える自分自身、そして社会を傲慢とも感じる今日1日でありました。
 
 昨日に続き、サー・ジョンの指揮で、R・シュトラウス作曲、「変容」

by yurikamome122 | 2015-03-11 22:54 | 今日の1曲 | Comments(0)