金田式DACがやってきた

 金田式DACがやってきた。DACチップはTexas InstrumentsのPCM1794、I/V変換はもちろんこれがウリだけど金田式DCアンプ。c0021859_15565635.jpg
 パーツは全てオリジナルの指示通り、純正に近い金田式。
 今まで使っていたのは某オーディオショップのキットで、DACチップはWolfson WM8740で、I/V変換はTexas InstrumentsのLME49710だったものを安井テイストのシンプルなものに変更して改造している。安井テイストのI/V変換回路は、MJ誌11月号に安井先生が御自ら紹介しておられるもので、回路図のみ勝手に転載。もちろん安井先生の設計です。
 なんで私がそれを使っていたかと言えば、安井先生から少し前に直接おわけ頂いたからに他ならないわけで、盗作でも何でもありません。
 先ずはそのままの聴き比べ、金田式と言えば泣く子も黙るので大変楽しみであった。
 音出しの瞬間、先ずは押し出しの強い、パンチのある豪快な音になるほどと思いながら聞いていると、スピーカーから音が飛び出すような躍動感も聴けてとにかく迫力が凄い。
 が、しかし音が名人のチャーハンのように一粒一粒立っていない。シューマンのあの奇っ怪なオーケストレーションの豪快に鳴るオーケストラの中で弦や管をなぞっている木管が明確にきこえてこない。そしてピアノタッチがキーンと立っていない。アムステルダムのコンセルトヘボウ大ホールで残響の中に融けるように優雅に響くはずの弦のヴィヴラートがきこえない。
 そして、拍手が拡がらない。改造DACできこえた空気感がやや薄いのですよ。(当社比)
 再び改造DAC安井テイストに戻してみると、結構これはこれで豪快ではないかと。なぜ金田式の方が豪快に聞こえたかは押し出しが強く、音が前に出てきたからで、安井テイストは個々の音と空気がそこにあるように鳴るので大きな音が鳴ってもうるさくはないし、迫ってくると言うよりはリアリティーがある。
c0021859_15581933.jpg 改造DACは電源もI/V変換回路も全てNON-NFBであることも影響があるとは思うけど、でもこの安井テイストのI/V変換回路を導入する前は先にあるとおりのOP-AMPで、様々実験でノイズ対策を施していたのだけど、もう少しいろいろな音が聞こえていた。
 OP-AMPでも結構イケると言うことを実感。(当社比)
 そして、先ずはノイズ対策であることも実感。 c0021859_15595471.jpg

by yurikamome122 | 2015-10-26 16:01 | オーディオ