ベートーヴェン「第9への道」第4回 ベートーヴェン作曲、歌曲「友情の喜び」 Op. 88

c0021859_4403248.gif EU国歌であるあの「第9」のメロディーは、なにも「第9」の専売特許ではなく、先の「相愛」WoO.118を皮切りにベートーヴェンの作品で度々登場することになる。
 「オリーヴ山のキリスト」やオペラ、クロイツェル・ソナタなんかをガンガン創り、だんだん作曲家として華々しくなってきた1803年頃、あのアン・デア・ウィーン劇場内の2階の一部屋に住み始めたベートーヴェンは、パリのピアノ制作者セバスチャン・エラールからピアノが届けられた。
 そのころの歌曲で「友情の喜び」というのがあって、それがベートーヴェンがボン時代に親しんだというあの第1回で取り上げた例の歌曲「相愛」WoO.118でも扱ったパリのコミック・オペラのメロディを再び扱う。
 どうも「みんなで」とか「博愛」とかそう言ったものにこのメロディーというのはもうベートーヴェンの中では定番になっていたようだ。

 これが更に進むのは明日のネタなので今日は触れない。
 ワルター・オルベルツのピアノ伴奏でペーター・シュライアーの歌しか持っていないのです。

by yurikamome122 | 2015-12-05 17:00 | 今日の1曲 | Comments(0)