フランク作曲、交響曲
 今日は、フランク作曲、交響曲。フルトヴェングラー指揮のウィーン・フィルのやつ。それもフルトヴェングラー亡命直前のもので、つまりは「サウンド・オヴ・ミュージック」のトラップ・ファミリーのザルツブルグ音楽祭出場の時のようなものですな。
 これはもうお化けが出そうというかホラー映画のテーマ曲というか、のっけからヒタヒタと背後から迫りくる悪霊のように音楽が始まりその緊張とともにテンポが速まって危機を煽るところなどさすがなのですよ。
 幻想的だと思っていた2楽章も異次元の断層に滑り込み時間を飛び越してしまったような音飛び頻発で不気味さを演出しているというなかなかの演出でありまして、3楽章もピッチがゆらゆらと揺らめきながらクライマックスに突入するという徹底した凝りようなのですわ。
 フランスのブルックナー的な敬虔で洒落た官能をデモーニッシュな鬼気迫るドキュメントとしてなかなかすごいのでありまするよ。
 まぁ正直あまりオススメではない演奏だと思うのです。
 今日は本牧O邸~R設計~K社。
 写真は夜の山下公園。秋晴れの1日。
 今日はささやかなアニバーサリーでありました。
by yurikamome122 | 2008-10-03 23:10 | 今日の1曲 | Trackback | Comments(12)
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Commented by さすらい人 at 2008-10-04 08:19 x
この曲をフルトヴェングラーの演奏で知った私にとっては、名盤中の名盤なのです。LPを処分して以降は耳にしたことはありませんが、盛大なノイズの中、インスピレーションに溢れたこの演奏は、今聴いても感動しながら聴き進むと思うのです、多分…(笑)。
Commented by yurikamome122 at 2008-10-04 10:46
さすらい人さん、恐らくはさすらい人さんのお聴きになったのはLONDONレーベルだったのではないでしょうか?。
あちらはこの演奏とは随分様子が違うように思うのです。
この演奏はやはりなにか鬼気迫るものがあり、フルトヴェングラーのマニアにとっては必聴かも知れませんが、基本的なレパートリーとしてはフルトヴェングラーならLONDONレーベルの53年盤だろうとおもいます。
やはりこれはフルトヴェングラーにして表現が可能だった時代のドキュメンタリーだと思います。
コメントどうもありがとうございます。
本当にいつも感謝です。
Commented by petite-tomo at 2008-10-04 20:29
4周年おめでとうございます
やはりこの曲で、乾杯!
Commented by 玉藻の前 at 2008-10-04 23:49 x
楽曲は存じませんが、このジャケットデザインが格好良すぎです。
都会的かつドラマチッック!
yurikamome さんに、もうじきお会いできるので嬉しいです(^^)
Commented by pfaelzerwein at 2008-10-05 05:45 x
私は両方LPで持ってます。かなりのフルトヴェングラー狂ですね、エリオット・ガーディナー卿ぐらい。現在手元にはロンドン盤しかありませんがそれには「盛大なノイズ」などなく、この東芝盤の方はかなり録音が不安定だったと思います。

この演奏会をヴィーンで終えてから、インスブルックを経由して、シューベルティアーデで有名だったフェルトベルクかどこかの国境から上ラインを越えたのでしょう。最後の最後になって戦況から赤軍が恐ろしくなったのでしょう。スイス国境で手引きする者がいたのでしょう。
Commented by dr-enkaizan at 2008-10-05 11:29
四周年ですか・・・これはおめでたいです。
さてこの演奏でもコアなものを持ってくるのに、末恐ろしくなってきましたので、この辺でこの四年間に題した宿題の回収を・・すでに中国ネタでははNMLで可能かと・・・冗談ですが、まだまだ、あったんですねここで扱っていない曲が、フランクの交響曲は真っ先かと思っていました。
玉藻さん
>スイス国境で手引きする者がいたのでしょう。
手引きというか、亡命はエルネスト・アンセルメがコンフィグレーションをしています。
 この辺はもうすぐ登場するであろう、鎌倉スイス先生に語ってもらいたいです。

さてフランク、モントぅー/シカゴがお勧めですが、ここ一つひねくれアンセルメ/スイスロマンドの演奏で聞いてみようかと。
Commented by yurikamome122 at 2008-10-05 21:42
ぷちともさん、ありがとうございます。
まがいなりにも1日1曲を4年間続けてくることができたのも感謝であります。
重ね重ねどうもありがとうございます。
いつも感謝です。
Commented by yurikamome122 at 2008-10-05 21:43
玉藻先生、フルトヴェングラーは長身で、そして反り返って指揮する写真が多いのはたぶんそうして振っていたのでしょうね。
この写真はどこなのでしょうね。
今週末、楽しみにしております。
コメント感謝です。
ありがとうございます。
Commented by yurikamome122 at 2008-10-05 21:43
pfaelzerweinさん、そうなんです。この録音は2楽章で欠落部分がいっぱいあるんです。確かに不安定なんです。3楽章もワウがスゴクって、それでもこの雰囲気は特別なものがありますよね。
捨てがたいです。
彼の亡命の経路はそういうことだったのですか。
興味があることですが知りませんでした。
あの時代のこと、もっと勉強します。
コメントありがとうございます。
いつも感謝です。
Commented by yurikamome122 at 2008-10-05 21:43
Dr.円階山さん、この曲は真っ先でした。このブログの第1曲目でした。
で、この曲だけは毎年この日にマルチポストをしております。
つまりは4枚目でありました。
そしてオススメのモントゥーは去年のエントリでした。
宿題は私はいつも直前にやる方でありまして、すいません。
わざわざコメントありがとうございます。
感謝です。
Commented by dr-enkaizan at 2008-10-05 22:10
どうもですやはり「真っ先」にで「モントゥー」は去年でしたよよね。
 あれ?と思い、ちょいと並べて反応を待っている自分をみて四年で性格の悪さに拍車がかかっているなぁーと感じる今日この頃です。
>宿題は私はいつも直前にやる方でありまして、すいません。
それが裏の常識ですよね(笑)というか法則化しています。
 さて今後期待できる作曲家の登場は?フローラン・シュミッドとかケクランのフランス系とヒナステラの代表曲のハープ協奏曲などでしょうか。
さて四周年記念でyurikamome122さんに聞かせたい音楽大会をコメント面々で聞いてみたいような。
Commented by yurikamome122 at 2008-10-07 06:36
Dr.円海山さん、その辺をゆっくりエントリしてみたいです。
ナクソス・ミュージック・ライブラリで聴けるのでしょうか?。
探してみます。
みなさんからのリクエスト、歓迎であります。
しかし探してみるとうちのラックの重箱の隅をつついてみるとマイナーばかりですが後1年は続けられそうです。
こんなに長く続くなどとは夢にも思っておりませんでしたが、今やめる理由もないので続けることにします。
これもひとえにみなさまのおかげかと。
感謝です。
ありがとうございます。
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